バス運転士の勤務はシフト制で主に3つのパターンがあります。
①(早番)早朝~昼過ぎ頃
②(通し)朝~夜
③(遅番)昼過ぎ頃~深夜
()は呼び名で各社で違いますが、大体この3パターンでシフトが組まれています。バスの需要は朝夕の通勤時間に集中しますので、早番は朝、遅番は夜、そして通し番は両方を担うことになります。
私の会社では早番遅番は7~10時間勤務、通しの場合は11~14時間勤務が中心となっています。
5時過ぎ出勤12時終了、17時出勤24時終了といった短い勤務もあり、勤務の前後に用事を入れることもできますので他業種では無い魅力です。
通し勤務というのがバス運転士ならではの勤務スタイルで、昼間に大きく休憩時間を設けていたり、2~3回に分けて合計4~5時間程度の休憩があります。中間の休憩時間に帰宅含めて外出可という会社もあります。休憩時間の外出は会社によりけりなので確認が必要ですが、用事ができますので助かりますね。
同じ通し番でも内容が異なりますので一概に言い切れませんが、大体のイメージはこんな感じです。
また、シフトのパターンは決まっていてイレギュラーが無い限り予定が立てやすいのも良い点です。
例)4勤1休の場合
ABCD休EFGH休IJKL休ABCD休EF… 同じパターンの繰り返し
反対に早朝から出勤、深夜0時以降の帰宅といった不規則な生活は自身の体調管理や家族との時間が合わないといったデメリットもあります。
不規則で長時間勤務でありながら、深刻な運転士不足から休日出勤が多くプライベートが無くなってしまうこともバス運転士のマイナス面でしょう。以前30歳位の同僚が「生後10ケ月の子供が起きている姿を1ケ月くらい見ていない」と嘆いていました。
バス運転士は特殊な勤務スタイルなので転職を考えているなら、面談でご自身の都合を考慮してしっかりと確認してください。
バス運転士の勤務スタイル
