バスの運転士といえば、おじさんのイメージがありませんか?
私も子供のころにバスを利用することが多かったのですが、おじさんのイメージがあります。それも40代~50代です。ごく稀にお兄さんみたいな人も見かけましたが、とても少なくて理由あって若い人にはできない仕事なのかなと思っていました。
もちろん、若い人にできない仕事というわけではありません。私の会社でも割合でいうと低くはなりますが、20~30代の人もいます。
なぜ、若い運転士が少ないのか?
まず、免許の問題があります。ご存じのとおり、バス運転士には大型2種免許が必要です。普通免許取得後3年経過しないと大型免許取得の資格が得られないため、就職したいけど免許が取れない・・といった問題が出てきます。また、教習所での費用は、各スクールやコースにもよりますが、約40~50万円程度必要なためこの点も敬遠されがちなポイントでしょう。私の感覚では、普通免許所持で大型2種免許を取る場合、普通免許取得と同じ位の時間と費用が必要だと感じます。
このため、バス運転士は元大型トラックの運転をしていた人など、大型経験者が多い職種です。
近年、運転士不足が深刻となりバス会社によっては大型未経験者を採用し、会社負担(全額、一部など様々)で大型2種免許を取得させる動きが出てきています。私もこのパターンでした。
バス運転士に若い人が少ない理由とは?
