今では自家用車は、ほぼAT車になっていますが、バスもAT車が増えてきています。自家用車と比べて「P」がないのが目につく特徴ですね。
MT車よりも疲労感が少なく14時間を超える長い勤務では、有難みを感じています。ただ、やや癖があって低速で一定速を維持するのが難しかったり、変速のタイミングが悪い(特に低速で)と強いショックが生じてしまう等の問題もあります。
低速で一定速度を維持するというのは主に交差点での右左折時にある場面ですが、低速時に変速するとショックが強く出るので変速しないようにアクセルで調整するのがむずかしい。自家用車でも変速ショックはありますが、バスはかなり強く出ることがあるので、立っている人が「おっとっと」となってしまうほど揺れます。バスにとって揺れは大きな問題で乗り心地や安全面に影響大です。また、アクセルロックといってドアを開くと、自動でアクセルを踏めないようになる安全機能があるのですが、解除がとても遅くドアが閉まっても数秒間発車できません。転倒防止のため余裕をもった設定になっているのですが、乗っていてドアが閉まったのに「あれ?発車しない」と感じたことがあるかもしれません。
今後はバスもAT車が増えていくと思われますが、変速の仕組み?(機械のことはよくわかりません)など今後の改良に期待しています。
バスもAT車へ
