バスは事故をするのか?
もちろん、事故はあります。
大きな事故になるとテレビのニュースでも取り上げられることがありますが、報道されていない事故は結構あります。
先日、私の営業所で1日で2件の接触事故がありました。ひとつは交差点で、直進するバスに右折する対向車が無理に曲がろうとして接触。もう一件は、バス停で停車しているバスを追い越していく際に対向車が来ていたので早く自車線に戻ろうとしてバスの右前に接触したようです。
ひとつめの強引な右折車との接触、これは多いパターンです。接触しなくても危なかったケースは私も何度も経験しています。避けるには今回のように自車が優先であっても、先に行かせるなどリスク回避も必要となります。バスに対して無理な運転をする一般車が多いので、バス運転士はそのことを前提にした運転を求められます。
もうひとつは停車中なので、いわゆる”もらい事故”ですね。これもありがちなケースで対向車を確認せず、もしくはお構いなしに追い越す一般車が多いこと。バスは追い越さなければならないというルールはありませんが、ひょっとしてあるのかな?と感じるほどです。
ガードレールに接触したといった自損事故もあるので、平均して月1~2回ほど発生しているのではないでしょうか。
大きな車体が毎日走りまわっているので、事故の確率が高くなるのは無理もないのでは?だからといって事故をしても構わないというわけではありません。当たり前のことですね。
バス運転士は毎日無事に運行すべく神経をすり減らして乗務しています。
バスは事故する?
