危険!バスは揺れます

車内

バスは外から見る限り、かなりゆっくりと走っていて安全に思われるかもしれません。
しかし乗っていると結構揺れています。道路の段差だけでなく、バスの車体構造によるものもあります。とくに発車や停車時は慣性がはたらき、バランスを崩しがちなので要注意!手すりや壁にもたれているだけでは危険です。しっかりとつかまりましょう。
私の経験では現役世代の人は多少の揺れにも動じず、少し荒い運転でも平気な方が多いように見受けられます。反面、自信があるのでしょうか?手すり等につかまらずスマホを見ながら立っている人を見かけます。運転士としては内心「危ないなぁ」と思いつつ見ていると、”おっとっと”となっていることがあります。「ほらね」・・大丈夫と思っていても、ちゃんとつかまっててください。
一方、年配のかたはしっかりとしがみつく様につかまっている方が多いように見受けます。ありがたいですね。安心して運行できます。ただ、車内が空いているときの席の移動や、降りるときは停車前から出口に向かう方がとても多く危険です。バスが動いているときは絶対に動かないようにしてください。
私もそうなのですが、乗車された方が着席するまで、または手すりに摑まる等の揺れに備える準備ができるまで発車しない運転士もいます。「まだ発車しないの?」と感じる場面もあるかと思いますが、こういった理由がありますのでご理解ください。

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