夜遅くの便になると、酔っている人も乗ってきます。 多くはウトウトしたり、足元がおぼつかない感じで気になるなぁと感じる人ですが、稀に周囲の人に絡む人や、大声で話す人など他の人に迷惑をかける人もいるので乗客とはいえ困ったものです。
終便にて、一目で酔っているとわかるフラフラで、立ち止まっては歩き出すを繰り返す人がバスに向かってきました。乗るにも体が思うように動かない(途中で寝ている?)様子です。
要注意人物として発車後も車内というよりこの人を注視しながらの運行です。幸い静かに寝ている様子でホッとしたのも束の間、「このまま終点まで起きないのでは」と不安がよぎります。
と、ハッと目覚めて周囲を見渡している姿を見て大丈夫・・かな。
一人、また一人と降りて行きますが、この人は寝たままです。そして終点に着いて他の乗客が降りても寝たまま。私が起こしに行くと、意識がハッキリしていない様子で
客「ここどこ?」
私「終点〇です。」
客「□はまだ?」
私「□は過ぎました。□へ行かれるのですか?」
客「▼はどれ乗ればいい?」
私「このバスは終便です。▼へのバスはありません。タクシーよびましょうか?」
客「・・・(無言)」寝てます。
つづく