バス運転士は、毎日同じバスで乗務しているわけではありません。
運行表ごとにバスが決まっていて、その日担当する運行表に紐づけされたバスに乗ります。バス運転士のシフトは順番が決まっていて、1日がA(の運行表)、2日がb、3日がc・・と続きます。そのため毎日違うバスに乗ることになります。MT車、AT車、古い新しい、大きい小さい・・などなど色々です。同じ型のバスでも個々のクセがあり微妙に運転に影響が出ます。また、クラッチやタイヤの摩耗具合、その他整備の程度によっても運転感覚は変わってきます。
そのため、運転士同士で○○は乗りやすい(にくい)という会話は休憩室でよく聞きます。いろんな種類のバスに乗れますので、バス好きにとってはうれしい?かもしれません。私は慣れた車に乗りたい派なので、毎日変わるバスに慣れるのに少し時間を要してしまい、はじめの3運行位は感触を確かめながら運転しています。
コミュニティバスに多い小型のバスに乗ることもあるのですが、数日続いて一般の路線バス(大型)に乗ると“長いなぁ”と今でも感じています。
同じ大型車でもトラックの場合は同じ車に乗るので、バスならではのシステムでしょうか。
バス運転士は、いろんなバスに乗れます
