バス車内の迷惑行為

車内

バスは多くの方が利用する公共交通です。お互いに気分良く乗車したいものですね。
残念ながら、気づいているのかどうかは別として周囲に少なからず影響を与えている人は結構多いですね。 バス運転士が“迷惑な人”と感じる行為を挙げてみました。

乗車してドア付近に陣取る人

ラッシュ時間に、乗ってすぐドア付近(後ろ乗車)に陣取りスマホに集中している人。
後ろから乗る人の妨げになっているのがわからないのでしょうか。それとも自分の世界(スマホ)に夢中で周囲が見えていないのか、後続の人が睨み付けながら乗る人もチラホラ、ときにはぶつかってもお構いなしのツワモノも見かけます。 こうなってくると、おそらく邪魔になっている、迷惑になっているという認識がないということなんでしょうね。
電車でも同じような光景を見かけますので、結構多いのかもしれません。

車内での通話・会話

バスだけでなく、電車や飲食店など公共の場での通話は迷惑行為とされていますが、バス車内での通話や大きな声での会話は珍しくありません。ある程度は自主性に任せて止めるのを待ちますが、やむを得ず声をかけることがあります。 ほとんどの場合は自覚があるのでしょう、すぐに止めてくれます。しかし、所謂「逆切れ」のケースもしばしばあり、大きなトラブルに発展したケースもあります。

通話を止めるように言ったところ、「なんだと!もう1回言ってみろ。」などと運転士に掴みかかってきて警察沙汰になった事例も年間数回あります。
バスの運行は中断され、遅延が発生し最悪は運行中止となります。 この場合、バスの運行を妨げていますので、威力業務妨害で逮捕されています。ケガをさせていたら傷害罪にも問われます。

荷物が通路を塞いでいる

バス車内で大きめのカバンなどを、足元に置いていて他の乗客の移動に支障が出ているケース。
置く場所を意識されていないようで、動線にあると乗車降車の際に躓く人が出てきます。先の「ドア付近に陣取る人」にも共通しますが、“ここは私の場所”と言わんばかりに周囲が見えていないようですね。
同じくリュックの人も体の位置は邪魔になっていませんが、背中のリュックは通路を塞いでいることに気づいていない様子。乗客同士で口論になったこともあり、運転席から見える場合は移動を促すことがありますが、なかには鬱陶しそうな目で見ながら嫌々移動する人も。

どうでしょう。見たことがある人も多いんじゃないでしょうか?
お互いに公共の場での振る舞いには気をつけて、気分良く利用したいものですね。

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