バス車内に運転士名を表示しなくなりました

バス業界

バス運転士の氏名を名札で車内に掲示していましたが、8月1日より掲示義務が無くなることになりました。
以前より、SNSなどネット上に氏名を投稿するといったプライバシーの面で問題があり、一部の心無い乗客による悪戯が原因ではありますが、ようやく国(国土交通省)も道路運送法の改正をしたわけです。
そもそも運転士の名前を掲示する意味があるのか?と私は入社したときに思っていたものです。乗務中に「〇〇さん、遅れすぎじゃない」といった具合に名前で苦情を言われたことが何度かあります。なかには、高圧的な口調で話す人もあり怖さを感じたこともあります。
個人を指しての場合と不特定の場合では、同じ苦情でも感じる圧力がまるで違うので、労働環境の改善になりました。”悪さ”をする運転士に対する予防措置のためといった意見もありますが、「〇〇バス停、何時のバス」と伝えれば会社はわかります。
数十年前から未だに変わっていないことが多い業界なので、働きやすい環境になることを期待します。

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