春闘真っ只中ですが、今年は昨年以上の内容が期待されていてニュースでも取り上げられることもしばしば。
バス会社の労働組合は、概ね「日本私鉄労働組合総連合会(PRU)」に所属しているのではないでしょうか。名前のとおり、バスだけでなく、鉄道やタクシーも含んだ交通関係の労働組合連合です。
バス会社は利益が出ていないところも多く、残念ながら大きな期待ができないのが現実です。不採算路線の運休、減便、運賃の増額など経営の効率化を図り利益を取っていかなければ、待遇に反映できません。しかしながら、公共交通という立場が長年にわたり阻んでいました。
これが2024年問題の本質ですね。
このまま運転士不足で減便、路線廃止(休止)の波が止まらず全国に広がりバス産業が衰退していくのか、運転士の離職を食い止め、また、新しい運転士(特に若い人)を大量に確保できるのかは春闘の結果にも左右されるのではないでしょうか。
私の同僚にも、今回の春闘に期待するものは大きく、もし期待外れの場合はこれ以上は続けられないと言っている人もいます。これまで、自分はもちろん家族にも負担をかけてきたことを聞いていたので気持ちもわかります。他にも離職を考えている人がいても何ら不思議ありません。
私自身も運転士不足から休日出勤の連続でプライベートは奪われてきたので、良い結果を望んでいます。そして、バス運転士へ応募者が増えてくれることを願うばかりです。
2024春闘 バスは・・・
