運転席は猛暑

勤務

バスのフロントガラスは大きくて視界が広い反面、陽射しをまともに受けます。夏場の運転席はビニールハウス状態のため汗が止まりません。エアコンを作動させても直射日光には敵わず、ジワジワと体力を奪われていきます。次の発車までの待機時には水分補給は必須です。
古いバスだったりエアコンの調子が悪いと、その日は拷問のような一日となるため早めの整備を依頼したほうが良いですね。
車内とはいえ労働環境は良いとはいえず、熱中症らしき症状で体調を崩す人が少なからずでてきます。また、乗客から暑いと苦情を受けるのもこの時期のお決まりです。頻繁にドアを開け閉めするために快適な温度まで下がることが少ないのが主な原因ですが、営業所に「暑い、エアコンつけてるのか?」といった電話が入ることもしばしば。
夜も寝苦しい日がつづき体調管理が難しくなる夏。車内だからと安心していると大変な思いをすることもあります。外からでは気づかない、バスの運転士の過酷な一面です。

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