バス運転士に若い人が少ない②

バス業界

若い運転士が少ない原因のひとつに退職する人が多いことがあります。
勤務が不規則、長時間、休日が少ない(取りにくい)といったことが理由です。会社や配属された営業所によって違いはありますが、概ねこういった傾向です。

子供が小さい人が言っていましたが、「寝ている姿しか見ていない。」少し大げさな表現かもしれませんが、家を朝早く出て夜遅くに帰ってくるとそうなりますよね・・運動会など学校行事にも休めないため、行けない場合があり気を落としている人もあります。
こういった労働環境では若い人が定着しない、バス運転士の仕事を選ばないのも無理はありません。
背景に、バス業界は慢性的な人手不足が続いており会社は運転士確保に苦労している状況があります。休日出勤を打診する頻度が増えるため休みがとりにくい状況が続くと、家庭の事情もあり退職に至るケースは多くあります。

運転士の高齢化が進み、毎年のように定年を迎える人がいる状況で若い人が少ないというのは業界の将来に大きな課題です。
運転士になりたいとお考えの方は大歓迎です。が、こういった状況があるのも事実。ご自身の事情をご考慮ください。
あくまで業界全体としての傾向で、すべての会社がそうだというわけではありませんのでご了承ください。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました