2次試験 ②

私の順番が来て座席に座る。広い、デカい!前面ガラスが大きいので視界が広く、左側が遠い(離れている)。当たり前だけど初運転席はボタンがたくさんあり戸惑います。

準備を整え、出発。動き出すと「おお~っ!バス運転しとる!!」と子供のようにワクワクしたことを今でも覚えています。と同時に怖い~。予め説明を受けたルートを回っていくーこのルートは教習所の外周コースみたいなものなので単純にクルっとまわって来るだけですー

無事、終点に停車。すると試験官から思いもよらぬ反応が「大型乗っていたの?」

私「いえ、2トンは乗ったことありますが、大型は免許持ってないし乗ったことありません」

試験官「初めての感じではないけど、本当に1度も乗ったことない?」  私「はい」

どこを見てなのかはわからないが、センスが良いと言われた。マジ??乗る前のブルーな気持ちから一転、光明が差してきた感じだ。

続いて健康診断。今日の試験項目でこれだけは何の心配もいらない、と自信を持って臨んでいた。というのも、これまで会社の健康診断で引っかかったことがないからだ。中年にもなると、いろいろと数値が気になる人が多いが幸いこれまで生活習慣病関係とは無縁だからである。

ここでようやく昼食タイム。といっても、もう14時過ぎてる。血液検査があるので朝から何も食べていないけど空腹感は無い。緊張の連続でおかしくなっているのでしょう。

あとは面接を残すのみとなり、順番を待つ間が休憩時間となる。周りの人と会話しつつ持ってきたお菓子を食べる。最後が面接とは・・もう消耗感がひどくてウマく乗り切れる自信がなくなってくる。
話し込んでいるうちに私の番になり、面接の部屋へ向かう。疲れているからか諦め感からか不思議と緊張していない自分に気づいた。

部屋に入ると、2人の面接官がいる。正面に置かれた椅子に座り面接がスタート。内容は1次面接で聞かれたことと、ほぼ同じで相手が替わっただけとも感じる。同じく健康状態、免許の違反履歴、志望動機はしっかりと聞かれた。先述のとおり、変な力が入ることもなく良くも悪くも自然体で進んだように感じた。

面接が終わり待合室へもどり時計を見ると、約40分が経過していた。他の人よりも明らかに長い。う~ん、これはどう解釈すれば良いのか・・・ま、いまさら考えても仕方がないかと帰り支度をはじめる。結果は合否とも電話or手紙どちらかで知らせるとのこと。電話があればOKだなと解釈し帰宅。

                                 

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました