翌日から本格的に教習がはじまった。
教習車(もちろんバスです)に乗り、助手(教官)席に座り運転席周りと第一段階の教習内容をさらっと説明を受ける。教習内容については説明されても何のことかさっぱりで聞き流すだけ。教官もそのことはよ~くわかっている風で、決まり事としてルーチンでやっている様子でした。
ひととおり説明を受けると、コース内をお手本走行。コースの説明と1段階の課題をやって見せてくれた。その課題ですが、坂道発進・路端停車・隘路・S字・停留所です。
席を替わり、運転席に座る。やはりデカい、広い!
左側面が随分と離れて感じる。そして後ろを振り返ると、遥か先に窓がある・・まるで家の中にいるようだ。これを操るのか?後ろなんてわかるわけない。不安がこみ上げてきて緊張はハイポジション。
ビビっていると、教官「じゃ、行こうか。左に出て外周を回って。」
促されエンジンをかける・・ゴンと衝撃が走りエンジンが止まった。エンストです。
駐車時はギアをバックに入れているためです。教本にもありますが、“マニュアル車の平地と下り坂での駐車はギアをバックに入れる”です。普通免許のときにもあった気はするが、記憶にありません。この時点でパニック状態(笑)
教官「ブレーキ踏んで、クラッチ踏んでギアをニュートラルに。それからエンジンかけて」
このセリフって、普通免許取りに行ったときに最初に言われたんじゃないのか。免許取って20年余、なんとも情けない自分がいました。
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